試乗・交渉

CX-5オーナーが伝えるCX-5の試乗で確認しておくべきポイント

投稿日:2017-05-05 更新日:

CX-5の販売開始から約3ヶ月が経過しました。

まだまだこれから試乗や交渉を重ねて購入を検討している方も多いと思います。

そこで今回は試乗の時に確認しておくべきポイントをいくつかご紹介したいと思います。

納車されて乗っていると「ココは試乗の時に確認しておくべきだった」と感じる部分もあります。私もそうなのですが、試乗の時はテンションが上がって細かいところを見落としがちです。

これから試乗・購入をする方の参考になればと思います。




視界

運転をするうえで欠かすことのできない部分です。視界が悪いと安全運転に支障をきたすだけでなく、運転の疲労も大きくなります。後から変えることのできない部分なのでしっかりと確認してください。

フロント

運転席に座ったらシートポジションをしっかりと合わせましょう。特にシートの高さは重要です。身長の低い方はシートリフターの高さを合わせて自然な運転姿勢でボンネットの手前三分の一くらいが視界に入るか確認しておくと良いです。ボンネットが視界に入らないと前側の距離感がつかめないため思わぬところにぶつけたり、事故の原因になります。

私の嫁さんは身長が155cmくらいなのですが、シートリフターを一番上まで上げてもボンネットが視界に入りにくく、フロントの距離感がつかめないと言っています。女性が運転することがある時は特に確認が必要です。

サイド

シートの前後位置とリクライニングの角度をしっかり合わせて左右の見切りを確かめます。

身長が高い(脚の長い)人はシートポジションが後ろよりになるのでBピラーに近い位置に顔が来ます。左折や右折をするときにBピラーが近すぎて視界が悪いとならないようにしましょう。

加えてサイドミラーの位置を確認してみてください。新型CX-5は伸びやかなロングノーズを作り出すためにAピラーを運転席側に35mm後退させています。つまり、初代CX-5に比べてAピラーが運転者に近づいたということです。

これが意外に曲者で私は「サイドミラーが確認し辛い」と感じています。私は身長が180cmチョットあるのでシートポジションは後ろよりなのですが、それでもミラーが近くて確認するための視線の移動が大きくミラーが視界に入りにくいと感じます。前車(デミオ)と比較してもミラーが近い印象です。

また、Aピラーが後退したことでシートポジションが前よりの人は斜め前方(特に運転席側)の死角が大きく感じることもあるかもしれません。

リア

正直リアの見切りは良くないです。必ず普通の駐車場にバックで車庫入れをさせてもらいましょう。

私も試乗した時にバックで車庫入れはしたのですが、試乗車を停めるための広いスペースだったので、実際に納車されて車庫入れをした時は「こんなに車庫入れしにくかったっけ?」と思うほどでした。

車両の真後ろはバックカメラがあるのでまだ良いのですが、左後方はかなり見にくいです。というのもサイドミラーを普段運転をする角度にしていると駐車場の白線が直ぐに見えなくなってしまいます。写真では目立ちませんが、リアフェンダーの張り出しが大きく白線がフェンダーに隠れて見えなくなってしまうのです。

欧州車のようにシフトをバックに入れた時に助手席側のドアミラーが自動で下向きになるような機能があればかなり改善されますが、オプションでは用意されていません。「リバース連動サイドミラー」で検索すると社外品でいくつか販売はされています。

CX-5に限りませんが最近のマツダ車は優れたデザインと引き換えに後方視界があまり良くありませんので必ず駐車場で確認してみてくださいね。

 

走行性能・機能

新型へのモデルチェンジで様々な安全装置や機能が加えられました。試乗で確認できるものも多いのでしっかり体験させてもらいましょう。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)

前を走る車両を認識し、エンジンとブレーキを制御。設定した車間距離で追従走行する機能です。前を走る車が停車すると自車も減速し停車します。再発進はドライバーの操作が必要ですが、走りだせばまた自動で追従走行を再開してくれる便利な機能です。

一般的には高速道路の走行や渋滞時に役立つ機能ですが、担当者に言えば体験させてくれます。感じ方に個人差はあると思いますが、アクセル操作もブレーキ操作も滑らかで不快な運転にはならないです。最初は怖いですが、体験する価値はあります。

レーンキープ・アシスト・システム(LAS)

車線逸脱を防ぐためのアシスト機能です。基本的にONになっていると思いますが担当者に確認した上で、車線を踏むように走行してみてください。車線を踏みそう(越えそう)になるとハンドルにトルクがかかり、正しい走行位置に戻してくれます。

反応する感度もマツダコネクトで調整できます。OFFにすることも可能です。

交通標識認識システム(TSR)

道路上にある交通標識を認識し、アクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示をしてくれる機能です。この機能も基本的にONになっていると思います。全ての標識を認識するわけではありませんが、見落としを防いでくれます。普段いかに標識を見ていないか驚くかもしれませんよ。

コチラに詳しく書いてあります。

G-ベクタリングコントロール(GVC)

最近のマツダ車には標準搭載されてきています。詳しくはメーカーサイトも見ていただければと思いますが、運転者のハンドルの操作を検知したら、エンジントルクを制御し、前輪に荷重を移動させスムーズに旋回させる機能です。

中には「GVCがよくわからなかった」と感想を漏らす人もいますが、体感するためのコツをお伝えします。GVCは基本的にアクセルを踏んでいる時に機能します。なので、カーブの旋回中もアクセルを踏んでおく必要があることを覚えておいてください。そして、見通しの良いカーブ(交差点ではなくカーブが良い)でいつもより少し早いかなと感じるスピードでカーブに入りハンドルを切ってみてください。想像より身体が横に揺られずスムーズに旋回していくはずです。後席の方が体感しやすいかもしれませんので、後部座席に乗ってみるのも良いと思います。

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)

コチラは夜間の試乗に限ったお話になりますが、片側に12個配置されたLEDランプを自動で点灯・消灯させ、運転者がハイビーム・ロービームの切り替えをすることなく、夜間の視認性を高めてくれる機能です。

ヘッドライトのレバーをハイビーム側に倒すと機能がONになります。正確にはALH搭載の車両にハイビームのスイッチではなくALHのスイッチになっています。スピードや対向車に合わせて全て自動で制御されます。(パッシングはできます)

夜間であれば、違いがハッキリ出るので一度お試しを!街灯の少ない道を走るとその違いは歴然です!時速が40km/hを超えないと動作しませんのでお気をつけて。

車内の走行音

初代CX-5と比較して、かなり良くなったと評価される部分です。

エンジン音もですが、ロード(タイヤ)ノイズの確認をしましょう。19インチホイールと17インチホイールでは17インチの方が一般的にロードノイズは少ないですし、乗り心地も向上します。試乗車は19インチホイールが多いのですが、ノイズが気になれば17インチも検討して見ましょう。17インチの方が購入に掛かる金額も安いですし、後のタイヤ代も安いです。

ホイルとタイヤについてはコチラに詳しく書いています。

エンジン音も静がです。最初に試乗した時は「マジか?!」と思いました。

XDも静かですがエンジン音はガソリン車の方が静か。ガソリン車でも20Sの方が静かです。

でも、耳が慣れるので納車後は数週間で最初の感動は薄れていきます。

 

インテリア

フロントシート

フロントシートはパワーシートとラチェットレバー式のシートがあります。

L Packageはフロント両席パワーシート(運転席は10WAY、助手席は6WAY)が標準装備です。PROACTIVEはメーカーオプションでドライビング・ポジション・サポート・パッケージを選択すると運転席のみパワーシート(10WAY)になります。

予算が許すのであれば運転席のパワーシートはオススメです。詳しくはコチラをご覧ください。

リアシートの乗降性

購入する人が後部座席に乗り降りすることは少ないと思いますが、しっかりと確認しておきましょう。特にチャイルドシートを使う場合は実際にチャイルドシートの取り付け、子供の乗せ降ろしも確認させてもらうことをオススメします。

後部座席のドアは90°に近いくらい開くのですが、出掛け先や自宅の駐車場で全開にできるとは限りません。

実際に使うシーンを思い出しながら確認すると良いと思います。

BOSEサウンドシステム

試乗車の多くはBOSEスピーカーを積んでいるはずです。

スマートフォンをブルートゥースやUSBケーブルで繋いで実際の音を確かめてみましょう。

ノーマルスピーカーがダメではないのですが、やはり音は違います。贅沢装備ですので、試しているかいらないか判断するのが良いです。

グレード

可能であれば20S・25S・XDと試乗ができればベスト。FFとAWDの乗り比べができれば最高です。

L PackageとPROACTIVEは試乗車も多いので苦労せず比較できると思います。AWDは試乗車が少ないので乗れるタイミングがあれば逃さないようにしましょう。

20S

他と比較すれば一番非力なモデルではありますが、日常使いで困ることはほぼないと思います。普段通り運転をしてストレスを感じなければ、比較的安く購入もできるので「非力だから乗らない」と決めつけるのはもったいないです。

25S

AWDにこだわるならXDより安く購入できる25Sはオススメ。L Packageを買うなら25SのFFモデルが狙い目です。価格と装備のバランスが良いモデルです。AWDでも燃費は大きく低下しません。私は25S PROACTIVEが一番のバリューモデルだと思います。

XD

ディーゼルエンジンの大トルクに魅了されたらXD一択です。でも、日常使いでそんなに大トルクが必要かと問われると「?」

日本はCX-5=ディーゼルのイメージも強いですが、世界的にみるとガソリン車の方が販売台数は多いようです。

でも、CX-5の魅力を一番詰め込んだのがXDだとも思います。

最後に・・・

長くなってしまいましたが、後に後悔しないためにもしっかりと試乗で確認していただければと思います。

購入したことに一切の後悔はありませんし、本当に良い車を購入できたと思っていますが、やっぱり部分的に「ココの部分がなぁ・・・」と感じるのも事実です。今回は私が気になったところが主ではありますが、これから試乗・購入する方の参考になればと思います。

試乗する前はしっかりとアポイントを取ってディーラーに行くことをオススメします。系列店同士で車を入れ替えながら試乗車を使っているところも多いのでお目当ての車両に乗れないこともありますよ。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。最高のCX-5 Lifeを!




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