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CX-5中古車の選びに必要な知識まとめ〈年式、グレード、走行距離〉

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CX-5とは

2012年2月に初代CX-5がデビューしました。




マツダの新世代技術〈SKYACTIV TECHNOLOGY〉を全面採用した初めての車種がCX-5です。2012年以前もSKYACTIV技術はあったのですが、燃費性能に優れた「SKYACTIVエンジン」に加え、上質な乗り心地を支える「SKYACTIVシャシー」、操舵性や衝突安全性能を向上させた「SKYACTIVボディー」などを採用し「フルSKYACTIV」となった初めてのモデルです。

初代CX-5(KE系)は2012年2月~2016年12月まで販売され、2017年2月にフルモデルチェンジ、新型(二代目)のCX-5(KF系)が発売されました。

エンジンは2種類

CX-5にはガソリンとディーゼル2種類のエンジンが用意され話題となりました。ガソリン車が主流だった当時、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載したモデルが話題となり一躍人気車種に。発売当初の販売比率はディーゼルエンジンが8割を超えていたこともあります。

CX-5に搭載されるディーゼルエンジンは「SKYACTIV-D2.2」燃費はJC08モードで18.6km/lとガソリンエンジンを搭載したモデルより低燃費。さらにトルクは420N・mと4.0Lクラスのガソリンエンジンと同等。低燃費と高いトルクを両立したエンジンです。

ガソリンエンジンは「SKYACTIV-G2.0」でスタート。2013年9月から「SKYACTIV-G2.5」が追加されました。

前期・後期の違い

初代CX-5は2015年1月に大幅な改良(マイナーチェンジ)を受け、インテリアデザイン・エクスクリアデザイン共に改良されました。2014年12月以前に販売されたモデルが前期、2015年1月以降に販売されたモデルが後期となります。

エクステリアの変更

フロントグリルは水平基調のフィンタイプに変更され、LEDヘッドライトとリアコンビネーションランプの内部構造は一新されました。19インチアルミホイールについてもデザインを変更。切削加工とガンメタリック塗装を施した新デザインになりました。

インテリアの変更

大きな変更はマツダコネクトの採用です。後期型は全グレードにマツダコネクトが標準装備され社外ナビやオーディオを取り付けることができなくなりました。

グレード別ではL Packageにホワイトのレザーシートが採用され、ブラックとホワイトの2色が選択可能になりました。

後期型からは電動パーキングブレーキに変更されたので、サイドブレーキが無くなり、その他、細かな部分で収納の変更が加えられました。

その他変更

先進安全技術の「i-ACTIVSENSE」を強化し〈アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)〉〈ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)〉〈レーンキープ・アシスト・システム(LAS)〉〈マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)〉などを新たに採用し、これらの先進安全技術を標準装備した『PROACTIVE』グレードを20S、25S、XDに新設しました。

中古車を選ぶメリット

一番のメリットは「購入価格を安く抑えることができる」こと

年式や走行距離に左右されますが、新車より50万~100万くらいは安く購入することが可能です。「憧れの車も中古車なら買える」可能性が高いです。

また契約から納車までの期間も比較的短く早ければ1週間程度。平均的な期間でも2週間程度で納車されることが多いです。新車と違い、現車があるので登録はスムーズ。急ぎで車を用意しなければならない場合も中古車なら対応できることもあります。

デメリットは?

一言で言うと「車の状態を決めることができない」こと

中古車ディーラーによって違いもありますが、前のオーナーの使用状況が不明確な場合が多いです。オークションから取り寄せる場合や大手の中古車買い取り販売店だとこの傾向は強いように思います。どんな人が、どんな使い方をしていたのかで中古車の状態は左右されるので大事な部分の一つ。

前のオーナーが喫煙者だった場合はタバコのニオイ、ペットを飼っている方だと動物のニオイなど残っていることもあります。ヘビースモーカーの場合はニオイが取れないことも多いです。

外観がキレイでもインテリアに難があったり、インテリアはキレイだけどエクステリアが好みでなかったり、グレードが狙っているものと違ったりと「中古車として出回っている決められた車」しか購入できないのです。新車のようにアレ付けて、コレ外してというような自由度は低いです。特にメーカーオプションは後に追加することができません。(ディーラーオプションは追加することが可能な場合もあります)

CX-5中古車の選び方

一言に中古車を選ぶと言っても、年式、走行距離、エンジンをどうするか?グレードは何を選ぶか?駆動方式は?ボディーカラーは?などなど見なければならない項目は多いです。新車を買う時よりも気を付けないといけない項目は多いかもしれません。

ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン

前にも説明をしていますが、CX-5のエンジンは3種類あります。ディーゼルエンジンのイメージが強いですが、ガソリンエンジンもかなり良いエンジンです。ご自身の用途と予算に合わせて選ばれることをオススメします。

車両価格は高い順に ディーゼル(XD)> ガソリン2.5l(25S)> ガソリン2.0l(20S)となります。

ディーゼルエンジン(XD)CX-5の持つ魅力を存分に味わいたいならXD一択。街乗りから高速巡航、ワインディングまでストレス無く走ってくれる逞しいエンジンです。それでいて燃費も良いし、燃料は軽油なので給油した時の価格も安く抑えることができます。注意が必要なのはオイル交換やバッテリー交換の費用。オイルもバッテリーもガソリン車用と比較すると価格が高いです。ディーゼルエンジン特有のカラカラ音はアイドリング中は感じることが多いですが走り出してしまえば気になることは少ないです。中古車の台数も多いので探す苦労は少ないかもしれませんが、選ぶ苦労はありそうです。

ガソリンエンジン2.5l(25S)トルクの面ではXDに劣りますが、車重がDXより100gk以上軽いので、走りは軽快です。エンジン音はXDより静かだし、装備の面ではXDに引けは取らないが、人気の面では評価が低い。装備、走り、価格のバランスが良いにも関わらずXDの人気もあり日陰の存在になっています。というのも、2.5lモデルは2013年10月に追加になったモデルなので初代では認知度自体が低めです。一部を除き基本的にAWD(4WD)モデルになります。中古車台数も少な目ですが、不人気だからこそ良い中古車に出会える可能性もあります。ガソリンエンジンのAWD(4WD)を狙うなら25Sがオススメ。

ガソリンエンジン2.0l(20S)意外にもXDに続いて二番人気が20Sです。魅力は何と言っても価格の安さ。中古車でもXDより30万円くらい安く購入できます。パワーやトルクの面では一番不利ではありますが、街乗りがメイン、高速道路の走行が少ない、山道(特に登り)を通る機会が少ないのであれば十分な性能を持っていますし、ストレスを感じることも少ないと思います。高速や山道を頻繁に使うのであれば物足りなさを感じると思います。2.0lモデルのAWD(4WD)は販売時期が短く希少な車(2013年9月販売終了)です。2013年9月以降、2.0lモデルはFFのみとなります。

各エンジンの特色、維持費についてはコチラをご覧ください。新型のレビューですが、参考程度にはなると思います。

グレード

2015年1月の大幅改良の前後(前期型と後期型)でグレードの表記が異なり、またこのタイミングで廃止になったグレードもあります。

KE系前期型

共通事項・・・前期型は駐車支援システムとしてバックカメラとサイドカメラが標準装備されています。カメラがとらえた映像はルームミラーに映し出されるのですが、モニターが大きくはないため見えにくいのが難点です。

20C・・・前期型のみのグレードで2015年1月の商品改良で廃止になりました。CX-5の中で一番安価なグレード(エントリーグレード)です。安く購入することができるのですが、アルミホイール無し、ヘッドライトはハロゲンのみ、クルーズコントロールなし、フォグランプなし、など装備の面では正直物足りなさを感じます。カスタムのベースとしても役不足かもしれません。

20S、25S、XD・・・オーソドックスなグレードで前期型でレザーシート無しの車両を探すならこのグレードになります。高級感の面では次に紹介するL Packageには劣りますが、安全装備やクルーズコントロールは同じようになっています。エクステリアはフォグランプと17インチアルミホイールが標準装備になります。HIDヘッドライトは20S、25Sに標準装備、XDはオプションになります。

L Package・・・最上位グレードがL Packageとなります。2.0lモデルのL Packageは2013年9月頃までとなります。2013年10月の商品改良で2.0lのLPackageは廃止となり、25SとXDのみにLPackageが設定されました。LPackageの一番の特徴はレザーシート+パワーシート。その他のインテリアにも手が加えられ高級感は抜群です。

 

KE系後期型

共通事項・・・マツダコネクトが全グレードに採用されたので、後期型はナビやオーディオを社外品へ交換することができなくなりますが、バックモニターやサイドカメラ(助手席下)は標準装備となります。

ガソリン車(2.0l、2.5l)にはドライブセレクションスイッチがあり、標準モードとスポーツモードを切り替えることが可能です。スポーツモードにすると通常より高い回転数を使いパワフルな走りをするようになります。

20S、25S、XD・・・後期型で一番安価なエントリーグレードになります。後期型の売りは先進安全技術(i-ACTIVSENSE)や新世代ヘッドライト(ALH)にあるのですが、このグレードには搭載されていません。安いからと飛びつくと後に物足りなさを感じることになりそうです。

PROACTIVE・・・後期型の中堅グレードですが、先進安全技術や新世代ヘッドライトなど安全装備は充実の内容になっています。インテリア、エクステリアに多少の違いはありますが、安全装置はLPackageと同等の装備です。ホイールは17インチが標準装備となります。

L Package・・・最上位グレードはレザーシートが標準装備です。シートカラーはホワイトとブラックがあります。ホワイトレザーのシートは色移りや汚れに注意しましょう。ホイールは19インチが標準装備となります。

グレードの違いについて詳しくはコチラ

年式・走行距離

初代CX-5は2012年2月~2014年11月頃までが前期型。2015年1月から2016年12月頃までが後期型となります。

2017年2月からは新型CX-5へとバトンタッチされます。

中古車を選ぶ基準としては初年度登録から5年以内、走行距離は50,000km以内を選びたいところです。

中古車を見るとSUVということもあり走行距離は若干多い傾向になります。出掛ける(走らせる)のが楽しい車なので仕方ない部分もあります。

中古車は年式と走行距離で価格が大きく違ってきます。安いからと走行距離の多い車を選んでしまうと、購入後にトラブルまでは無くとも、交換パーツが増えてしまうこともありますので注意が必要です。

中古車購入後に4~5年使うことを考えると、初年度登録から5年以内、走行距離は50,000km以下の車両をボーダーラインに選ぶと良いかもしれません。最近の国産車なら10年以内、100,000km以下で重大なトラブルを起こす車は少ないですからね。

もっと年式の新しい車を狙う時は初年度登録から1年経過する毎に10,000kmを目安に探しましょう。初年度登録から3年だけど走行距離50,000kmでは走りすぎかもしれません。

ボディーカラー

ジェットブラックマイカ(黒色)

ディープクリスタルブルーマイカ(紺色)

メテオグレーマイカ(グレー系)

アルミニウムメタリック(シルバー系)

ジールレッドマイカ(赤系)2012年2月~2013年10月

ブルーリフレックスマイカ(青系)

クリスタルホワイトパールマイカ(白系・有料色)

ソウルレッドプレミアムメタリック(赤系・有料色)2012年12月以降

スカイブルーマイカ(青系)2012年12月以降

チタニウムフラッシュマイカ(茶系)2015年1月以降

ソニックシルバーメタリック(シルバー系)2015年1月以降

車検までの期間

中古車を購入する上で大きな問題となります。最低でも購入から車検まで6ヶ月以上は残った状態で購入しましょう。中古車とは言え、決して安い買い物ではありません。車を購入して直ぐに車検では費用がかさんでしまいます。

ワンオーナー車

中古車を選ぶと「ワンオーナー車」という言葉を聞くことがあります。

ワンオーナー車とは「前の持ち主が新車で購入してオーナーさんは一人だけですよ」って車のことです。ワンオーナー車だからキレイとか安心ってわけではないので注意も必要です。

ワンオーナー車だからといって運転する人が一人とは限りません。家族で使う車であれば複数人が運転している可能性もあります。運転する人が少なくても、その人が荒い使い方をしていれば中古車の状態は良くないです。逆にオーナーさんが複数居ても、皆さんが丁寧な使い方をしていれば中古車の状態は良いです。

中古車ディーラーは「ワンオーナー車=良い車」として売り込んで来ることが多いので、必ずしも良い車ではないことを覚えておきましょう。

ちなみに・・・

中古車を探す上で「前のオーナーさんがどんな人がったのか?」が分かるのであれば聞いておきましょう!

個人的には前オーナーが「車の知識の少ない女性」だったら、その車はオススメします。もちろん男性でも良いのですが、「車の知識の少ない」というのがポイントです。

車の知識の少ない方はきちんと整備(オイル交換など)を定期的にしていることが多いし、整備記録もディーラーで記入してもらっているので、整備の記録も残っていることが多いです。きちんと整備されていることが分かれば、中古車購入後も安心して乗ることができます。

車の知識がある方が前オーナーだと整備も自分でしてしまい、記録を残していないこともあります。記録が無くてもきちんと整備されていれば良いのですが、中古車だとそこまで知ることが出来ない場合が多いです。

オススメ中古車

ナビやオーディオに強いこだわりが無ければという条件付きですがオススメ中古車は

後期型 XD PROACTIVE

装備的にはL Packageをオススメしたいところなのですが、レザーシートは前のオーナーの手入れ次第で個体差が大きい(リスクも高い)と思い、オススメグレードはファブリックシートのPROACTIVEかと思います。ファブリックシートは手入れが複雑ではなく個体差も小さいので・・・

XDであればディーゼルエンジン特有のトルクフルな走りを存分に楽しむことができるし、売れているグレードだけに台数も多く、たくさんの候補の中から選ぶことができます。

「ナビやオーディオにこだわりがなければ」と前置きをしたのはマツダコネクトの存在。徐々に良くなってきてはいますが、社外のナビには及びません。もちろん普通に使うことはできますが、これまでハイスペックなナビを使っていた方だと「??」となってしまう可能性は高いです。また、注意していただきたいのはマツダコネクト=ナビではないこと。ナビ機能の有無はナビのメモリーカードがあるかに依存します。このメモリーカードがなければ、マツダコネクトがあってもナビは使えませんので、購入の際は一度確認が必要です。

価格交渉のポイント

購入するお店によりことなりますが、中古車でも多少の値引き交渉は可能です。ただ、新車と同じようにはいかないので、中古車は中古車の価格交渉の方法を覚えておきましょう。

競合を出しても効果は少ない・・・新車を購入する場合は競合する車種を引き合いに出すことは常套手段の一つですが、中古車の場合はあまり効果はありません。そもそも、中古車には同じ車が存在しません。全てが唯一の1台なので「販売店Aは○○円だった」と言っても車の状態が同じではないので値引きはあまり期待できません。

買う意思を明確に見せる・・・「いつまでに車が必要」「この条件なら今日決める」など購入の意思をハッキリ示すと値引きをしてくれるお店は多いです。特にお店の締め日前や在庫車の場合は有効な手段です。締め日前は営業さんや会社の数字に関わりますし、人気車とは言え長期間同じ車を在庫として置いておくわけにはいかないのが現状です。

オプションをサービスしてもらう・・・値引きの交渉が難しいと判断したら付属品をサービスしてもらう交渉も有効です。実質値引きになります。例えばETCやコーティングなどは有効。車検が近い場合はそのお店で車検を受けることを条件に車検の法定費用をサービスしてもらうことも可能かもしれません。

その他の費用を節約するには?

車庫証明は自分で取る・・・車庫証明を購入店で申請してもらうと2~2.5万円くらいかかります。車庫証明の取得費用の大半は手数料です。申請書や地図を書いたり警察署に行ったり手間はかかるのですが、実際は2,500円程度で取得できます。手続きは決して難しいものではありません。

納車費用を削る・・・車を自宅まで持ってきてもらうと納車費用として10,000円程度が請求されます。もったいないので、自分で取りに行きましょう。余程のことが無い限り交通費の方が安くつくはずです。

中古車を買うなら

手当たり次第に中古車販売店に行くのも良いですが、時間も労力ももったいないので、事前に検索をしてある程度目安を付けていくことをオススメします。




中古車は、「検索」⇒「捜索」してみましょう
ガリバーは店舗数も多いですし、取り扱う車の数も多いので希望の条件に近い車が見つかる可能性は高いです。基本的に全国にある車をネットで探しますが、希望すれば実車を近くのお店に取り寄せることも可能。中古車を実際の車を見ずに買うのは抵抗ありますからね。実車を見た上で条件に合わなければ購入をする必要もありません。(取り寄せた場合費用が掛かることがあるので確認をしておきましょう)





30万台の中古車物件を掲載『カーセンサーnet』
もっと広範囲で中古車を探すならカーセンサーを利用しましょう。希望の車種、年式、グレードなどを登録し、無料の「在庫確認・見積依頼」をすれば、在庫の有無、諸費用など直ぐに確認することができます。登録してある販売店の在庫を全て確認することができるので広く検索をしたい場合にはオススメです。




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