CX-5 樹脂パーツの白化を防ぐメンテナンス

どんな車にも未塗装の樹脂パーツがあります。

この樹脂パーツ、長い期間車を使っていると徐々に白くなり車のスタイリングを低下させてしまいます。

もちろんCX-5も例外ではありません。むしろSUVというスタイリング故に樹脂パーツは多くなっていて、樹脂パーツの白化は避けては通れない問題になってくるはずです。

そこで今回は樹脂パーツのメンテナンスや白化についてのお話です。




樹脂パーツのアレコレ

最近の車でも意外に多い樹脂パーツ

塗装されておらずボディの塗装色とは違う部分が樹脂パーツで、濃いグレーや黒系の物が多いです。表面はシボ加工(細かい凸凹)がされていて触った感覚もザラッとしています。塗装面のようにツルツルではありません。

では、どんなところに樹脂パーツが使われているのでしょうか?

  • フロントバンパー リアバンパー
  • サイドステップ
  • フェンダーアーチ(主にSUVやクロスカントリー)
  • サイドミラーの付け根
  • サイドのピラー部分
  • リアワイパー
  • 屋根のアンテナ
  • ボンネットとフロントガラスの間(トップカウル)

などが挙げられると思います。

車種により差はありますが、多くの車で未塗装の樹脂パーツになっている部分です。

サイドステップやフェンダーアーチはSUVやクロカンに未塗装の物が多く、ミニバンやセダン、コンパクトは塗装されているものが多いです。もちろんCX-5はSUVなので未塗装です。

最近はシャークフィンアンテナでボディ同色の塗装が増えましたが、アンテナ部分が白化していることは少なくありません。リアワイパーも白化しているパターンは多いです。

ボンネットとフロントガラスの間のワイパーが取り付けられている部分も樹脂で未塗装です。ワイパーのアームは樹脂ではありませんが、アームも白っぽくなっていきます。

樹脂の白化とは?

そもそもなんで白くなるの?

直射日光や温度変化、濡れる→乾くを繰り返すことで起きる経年変化(経年劣化)です。

塗装されていないので、表面を保護するものがないことで、かなり早い段階から劣化が進みます。劣化が進むと表面が白くなり、ひどい場合には白く粉を吹いたようになることもあります。

白化をさせないためには?

残念ながら経年変化の一つなので、完全に予防することは難しいです。

それでも屋根付きの駐車所などで、直射日光や雨に濡れることを少なくすることができれば、白化を遅らせることはできます。



樹脂パーツのメンテナンス方法

白化は防ぐことのできない劣化ですが、メンテナンスは可能です。

では、白化が進んでしまった時の対処方法、または白化を遅らせるための処置をいくつかご紹介したいと思います。

注意
マスキングは忘れずに

対処法の前に!マスキングで周辺の塗装を守ることを忘れないでくださいね!

樹脂パーツは結構入り組んだ細かい部分に使われていることも多いですし、この後紹介するスポンジやコーティング剤は塗装面につかない方が良いものもあります。

マスキングで塗装面をカバーして作業する方が安心です。

メラミンスポンジ

一番お手軽で安価な方法がメラミンスポンジです。いわゆる「激落ちくん」ですね。

水に濡らしたメラミンスポンジを固く絞り、消しゴムと同じ要領で白化した部分を擦っていくと白い部分が徐々に無くなり黒くなります。

安価で手軽な方法の一つなのですが、広い面積を行うには結構時間が掛かります。またメラミンスポンジは塗装面に触れると磨きキズのように細かいキズを付けますのでマスキングをしっかり行う必要があります。

コーティング剤の下地処理としてもオススメです。

樹脂コーティング

白化した樹脂を黒い状態に戻すコーティング剤でカー用品店などで入手できて施工も比較的短い時間で簡単に行うことができるのでお勧めです。価格は500円程度から5000円と幅広く用意されています。

施工方法はメーカーにより若干異なる部分はありますが、洗車後にコーティング剤をスポンジに取り塗り伸ばすだけなので、どなたでも簡単に行うことが可能です。

オススメコーティング剤

金額的には高いのですが、一番おススメです。耐久性、仕上がり文句ありません。硬質性のガラス被膜を形成し白化した樹脂パーツを黒く回復してくれます。ヌルヌルテカテカした印象もなく、自然で新品に近い状態まで蘇ります。新車など白化をする前にもオススメで、このコーティング剤で撥水するようになるので汚れ防止や白化予防にもなります。

ワコーズスパーハード施工後

施工後はこのように樹脂パーツ部分も撥水するようになります。一つネックになるのが施工時間。コーティング剤を塗布することは時間はかからないのですが、塗布後24時間は水に濡れないようにと注意書きがありますので、翌日の天気予報まで気にして作業することになります。

ワコーズ スーパーハード施工の様子はコチラ

CX-5納車から6ヶ月「WAKO’S スーパーハード」を施工して樹脂パーツの白化を確認一方コチラはかなりお安く施工できます。安いからと侮ることなかれ。樹脂パーツをツヤ感のある黒に回復させることができる優れものです。施工直後は若干ベタッとした印象はありますが、1~2日で馴染みます。撥水効果もあるので多少の汚れは弾くことも可能です。ワイパーアームが白くなった場合にも使えるので非常に便利です。

先に紹介したワコーズと比較すると耐久性では劣りますが、仕上がりでは引けを取りません。ツヤはカーメイトの方が強い印象です。あと、なんといっても価格は1/10程度。耐久性が劣ると言っても2~3ヶ月くらいは効果が持続します。(ワコーズは6ヶ月程度効果が持続)

難点があるとすれば保存期間。保存袋も付属しているのですが、数ヶ月経過すると蒸発してしまうのか中身は空になっています。毎回洗車の度に使うものではないので、一回使い切りの感覚でも良いのかもしれません。

塗装

未塗装だから白化してしまうのであれば、塗装してしまえば白化することはありません。

色を黒くするか?ボディ同色にするか?ツヤあり?ツヤなし?シボは残す?消す?と選択肢も様々。

仕上がれば個性も高まりオンリーワンも狙えますが、金額的には一番値が張ります。しかも、戻すことができません。

試しにと思って私のCX-5で見積もりを取ってみましたが、シボ残しのマット塗装で約20万円でした。

確認は必要ですが、新品の樹脂パーツ購入しても20万円にはならないと思います。

カッティングシート

塗装と考え方は同じですが、カッティングシートを貼り付けて未塗装部分を隠してしまう加工です。

価格的には塗装より安く抑えることができますが、未塗装部分への施工はシボ(表面のザラザラ)があるため、シートの粘着力が弱く剥がれてしまう可能性もあります。

飽きたら剥がすこともできるのでやり直しが効くところはメリットとも言えそうです。

フィルムスプレー

塗装とカッティングシートの中間のような加工です。

塗装のようにスプレーで色を吹き付けるのですが、そのスプレーはフィルム状になっており、後から剥がすこともできます。耐久性も申し分なく、洗車機に入れても大丈夫です。ただし、剥がれるきっかけ(キズやフィルムの浮き上がり)があると剥がれる可能性はあります。

DIYでもチャレンジしやすいのが魅力です。失敗しても剥がしてやり直すこともできます。テールランプをスモークテールにする時にも使います。各メーカーからイロイロなカラーが発売されているので好みの色を試すこともできます。

まとめ

白化は樹脂パーツがある以上、時間が経過すれば避けることのできない問題です。白化をしてしまうと車が古く見えてしまい、せっかくのスタイリングが台無しになっていしまいます。

白化してもコーティングを使うことで比較的簡単に状態を改善させることは可能です。塗装やカッティングシートも良いのですが、それぞれメリット・デメリットがあるので良く考えて行う必要がありそうですね。

出展:http://www.honda.co.jp/VEZEL/

SUVでもホンダのヴェゼルはサイドステップもフェンダーアーチも塗装されているものが販売されています。ブラック塗装やボディ同色塗装もあるようです。今後CX-5にもこんなラインナップが加わると選択肢も増えて良いのですがどうでしょう?

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。最高のCX-5 Lifeを!

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